
【書誌情報】
【レーベル】 | ファンタジア文庫(KADOKAWA) |
【著者】 | 長岡マキ子 |
【イラスト】 | magako |
【ISBN】 | 9784040738093 |
【発売日】 | 2020年9月19日 |
【ページ数】 | 310p |
【既刊数】 | 3巻(2021年10月現在) |
【ジャンル】 | ラブストーリー |
【あらすじ】
「す、好きです!」
版元ドットコムより引用
「えっ? ススキです!?」。
陰キャ気味な高校生・加島龍斗は、スクールカースト最上位&憧れの白河月愛に罰ゲームきっかけで告白することになった。予想外の「え、だって今わたしフリーだし」という理由で付き合うことになった二人だが、龍斗はイケメンサッカー部員に告白される月愛の後をつけて盗み聞きしてみたり、月愛は付き合ったばかりの龍斗を当たり前のように自室に連れ込んでみたり。
付き合う友達も遊びも、何もかも違う2人だが、日々そのギャップに驚き、受け入れ合い、そして心を通わせ始める。
読むときっとステキな気分になれるラブストーリー、始まります!
【作品解説】
本当の恋の形をまだ知らない、経験済みな彼女とのラブストーリー
本作は、ゲーム実況動画を見ることが大好きな陰キャ気質の少年『加島龍斗(かしまりゅうと)』が、友人との罰ゲームがきっかけで憧れのギャル系美少女のクラスメイト『白河月愛(しらかわるな)』に玉砕覚悟で告白することになり、そこでまさかのOKをもらってしまうことから始まる恋愛作品となっています。
これまで恋人なんていたことがなかった恋愛未経験の少年・龍斗と、恋愛経験は豊富だけどこれまでどの恋も”とある理由”で長続きしてこなかった少女・月愛との、恋愛に対する互いの価値観の違いが交錯しながらも育んでいく恋愛模様がとても微笑ましい作品です。
物語中盤には、龍斗と中学時代にとある因縁のある少女『黒瀬海愛(くろせまりあ)』が転校してきたりと、一筋縄ではいかない恋愛模様に発展していくのも特徴的でしょう。
個人的な読後の感想
とても初々しくもドキドキさせてもらえるよいラブストーリーだと思いました!
個人的に、かなり好きな作品です!
恋愛経験豊富だけど、そのどれもが相手に尽くしてばかりで自分が愛されることはなかった月愛と、恋愛未経験だけど、未経験なりに努力を重ねて彼女を大切にしようと奮闘する龍斗の二人。
『二人の恋愛は初めての経験であり、初めてではない』
そんな本当の恋を探して、不器用に育んでいく恋愛模様がとてもいいんです!
二人の境遇や行動に共感性や好感がもてるのもいいですね! 主人公が陰キャだけど変にひねくれていない素直なところとか、とてもGOODです!
今後の二人の関係性だけでなく、ライバルヒロインの海愛との関係性も気になる作品でした!
【まとめ】
【個人的作品傾向評価】

ラノベ初心者オススメ度:★★★★★(とても読みやすい)
【総評・レビュー】
【高評価ポイント】
・本当の恋を探す二人の甘酸っぱい恋愛模様が楽しめる、よいラブストーリー。
・主人公とメインヒロインの一つ一つの行動にとても好感が持て、共感できる。
【気になるポイント】
・特になし
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