【ラノベ紹介】本能寺から始める信長との天下統一

【書誌情報】

タイトル本能寺から始める信長との天下統一
レーベルオーバーラップ文庫(オーバーラップ)
著者常陸之介寛浩(ひたちのすけかんこう)
イラスト茨乃(しの)
ISBN9784865545326
発売日2019年8月25日
ページ数315p
既刊6巻(2021年9月現在)
ジャンル戦国ファンタジー

【あらすじ】

信長のお気に入りなら戦国時代も楽勝!?

高校の修学旅行で京都に来ていた俺、黒坂真琴はひょんなことから絶賛炎上中の本能寺にタイムスリップ!
信長と一緒に生き延びちゃったもんだから、あれ?これって歴史が変わっちゃうやつでは……?
しかも信長に気に入られた上に未来人てことも理解されちゃって、客人としてお世話になることに!?
現代の知識で織田軍を強化して信長の全国制覇を手伝ったり、現代の料理で武将たちの胃袋を掴んでいたりしてるうちに、美少女揃いの浅井三姉妹とも仲良くなって……戦国時代って楽しすぎる!
「小説家になろう」発、戦国歴史ファンタジー堂々開幕!!

版元ドットコムより引用

【作品解説】

信長生存ルートを描く、歴史改変戦国ファンタジー作品

(今回は1巻を読んだ時点の内容での作品紹介です)

 

 本作は、主人公である黒坂真琴が炎上中の本能寺から、史実上死んでしまうはずの織田信長を助けてしまうことから始まる、歴史改変戦国ファンタジー作品となっております。

 戦国時代へのタイムスリップものというと、昔から漫画や映画作品などでよく描かれてきた要素なので、設定の導入として目新しさは正直なところあまりありません。

 ですが本作の特徴としてあげられるのは、『現代知識を利用しての歴史改変』にあるでしょう。

 本作の主人公なんですが、普通の学生にしてはちょっと異質なくらい歴史に関する知識があり、剣術に長けていることや陰陽師の力をもっているという、少しハイスペックで変わった設定があります。

 そんな彼が、物語において持ち前の技術や過去の歴史記録を使い、信長の助言者としての立ち回りをしていくというのが主人公の役割となります。

 軍師とはまた違いますが、現代で言い伝えられている史実を元に歴史を改変していくことで、信長を天下統一に導いていくことが本作の目標となります。

 争いのない平和な世界からタイムスリップしてきたこともあり、主人公はいくらハイスペックといえど実践経験は一切積んでいません。なので、これからどのようにして常に生きるか死ぬかの瀬戸際にいる乱世を生き抜いていくかが非常に見物な作品となっています。

 

思っていたよりも読みやすい

 そして肝心の物語の読み口なのですが、1巻時点では思っているより軽い読み口に感じると思います。

 戦国という戦乱の時代の血生臭い日々を描いているのではなく、どちらかというとヒロインたちとのラブコメ・ハーレム要素や、現代知識を使った料理の披露など、日常パートの方が多い印象でした。 

 戦いの最前線で日夜剣を振るい、白熱のバトルをする展開を求めている人には少し物足りない作品になっているかもしれませんが、反対に日常話をメインで読みたい人には十分満足できる作品なのではないかと思います。

 物語の土台づくりの一巻である可能性もありますので、二巻以降の展開がこのまま日常メインになるかバトル路線でくるか非常に楽しみな一冊です。

【まとめ】

【個人的作品傾向解説】

 ラノベ初心者オススメ度:★★★☆☆

 

・ストーリー傾向としては、1巻時点だと割とラブ要素が強いように感じました。日常パートがお話のメインだったからかもしれないです。

・戦国時代をテーマにしていることもあり、時折垣間見えるバトル・シリアス要素もあり、どれかの要素一点突破型というより非常にバランスの取れた作品に仕上がっている印象でした。

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