【ラノベ紹介】君は僕の後悔(リグレット)

【書誌情報】

タイトル君は僕の後悔(リグレット)
レーベルダッシュエックス文庫(集英社)
著者しめさば
イラストしぐれうい
ISBN9784086314275
発売日2021年7月21日
ページ数248p
ジャンル恋愛

【あらすじ】

浅田結弦には、後悔がある。

それは中学生時代の恋人、水野藍衣のことだ。

自由な藍衣が、好きだった。でも、彼女の自由さに、苦しんだ。
過ぎ去った中学時代の恋。
二人の恋はゆるやかに過去となり、思い出になってゆくはずだった。

しかし、高校一年の夏、藍衣は再び、結弦の前に姿を現す。

「結弦、好きだよ」

……以前と変わらぬ、むき出しの好意を携えて。

言葉にしないと伝わらない。でも、言葉だけでは分からない。
正反対の二人が、ぶつかり、すれ違い……ようやく見つけた答えとは。

後悔を抱えた少年少女の、恋と対話の物語。

版元ドットコムより引用

【作品解説】

『ひげを剃る…』の、しめさば先生最新作

 あなたがもし誰かに恋をした時、あなたは相手を束縛したいタイプですか?

 それとも、相手の意思を尊重して自由にさせてあげたいタイプでしょうか?

 本作は、そんな心のすれ違いによって起きた失恋からのヒロインとの再会を書いた、恋愛作品となっています。

 

 ヒロインの水野藍衣は、『自由』という言葉を体現したかのようにそれはそれは自由人で、いつも周囲を振り回すような突拍子な行動をする少女です。

 よく言えば『自由人』。悪く言えば『自分勝手』な子とも言えるでしょう。

 そんな自由な彼女に対し中学時代に恋をした主人公の浅田結弦は、彼女と付き合うことに。

 しかし、自由な彼女に恋をしたはずなのに、いつしか結弦はその自由さに振り回されいつしかその恋心は消えていってしまいました。

 

 結果、二人の関係はもやもやとしたものになり、その消えない溝は彼女の転校によって物理的にも離されてしまいました。

 

 そんな苦い思い出をどこか胸に秘め続けていた高校生の夏。

 結弦は、高校に転校してきた藍衣と運命的な再会を果たします。

 中学時代と変わらない好奇心と自由さで接する好意を持ったままの彼女と、ずっと後悔を抱えたまま生きてきた結弦との関係性は、果たしてどういう道筋を辿るのか……といった恋愛作品が本作です。

 

 本作の特徴としては、やはり登場人物それぞれに抱える悩み・後悔。そして思春期だけでなく、人間としての心の不器用さが挙げられるでしょう。

 自分自身の自由な行動によって、いつの間にか結弦を傷つけてしまっていたことに後悔する少女。

 独り占めしたいと思う自分の我儘によって、憧れていたはずの自由な彼女の生き方を拒んでしまったことに後悔する少年。

 そんな互いの後悔が交錯した中で起こる運命の再会は、果たして一度壊れてしまった二人の関係性にどのような変化をもたらしていくのか。

 

 『しめさば』先生の書く、一筋縄ではいかない少しだけビターで複雑な恋愛模様が楽しめるのが、本作の醍醐味でしょう!

 また、イラストを担当されている『しぐれうい』先生の描く可愛くも美麗で、それでいて本作にでてくる繊細な心を持った登場人物たちの心情をうまく表情や仕草で表現したイラストの数々は必見です!

 今要注目の作家・イラストレーターのコンビで送る本作、ぜひ一度読んでみてください!

 とってもおすすめです!!

【まとめ】

【個人的作品傾向】

【こんなラノベ読みにおすすめ!】

恋愛作品・ラブコメが好きな人

・単純に、作家・イラストレーター買いも間違いないです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました