
【夢ラノ長編読書録とは】
夢色しあんの『ラノベ長編シリーズ』
最新刊に追いつくまで終われない読書録
の略称。
長編シリーズとなり、今から読み進めるには非常にハードルの高い作品にブログ主自ら人柱となって挑戦していく企画。
ネタバレ完全ありで、最新刊または最終巻に追いつくまで失踪することは許されない。
はたして、ブログ主は失踪せずに完走することができるのだろうか——。
『作品は知ってるけど原作を全然追えていない!』
という私のようなラノベ読みの方は、ぜひこの機会に私と一緒に長編シリーズのラノベを読み進めていきましょう!! 読み進めていくチャンスです!!
【今回の読書録ラノベ】

【タイトル】 | とある魔術の禁書目録 2 |
【ISBN】 | 9784048665155 |
【発売日】 | 2004年6月10日 |
【ページ数】 | 328p |
夢色しあん読了日:2021年6月1日

【あらすじ】
「超能力」が“一般科学”として認知された学園都市で、1人の巫女が囚われの身に……。
版元ドットコムより引用
かつての敵・魔術師ステイルとともに救出作戦を決行する高校生・上条当麻の運命は!?
魔術師、吸血殺し(ディープブラッド)、禁書目録(インデックス)、そして、上条当麻。
すべての線が交差するとき、物語は始まる――。
【感想・考察】

ここより下の記事はネタバレを含みます。ネタバレNGの方はここでブラウザバックお願いします。
※感想・考察記事となりますので、『とある魔術の禁書目録』2巻までを読んでから、本書を片手にこちらの記事をご覧いただければ幸いです。
1巻までの内容については、過去に作成した読書録記事・動画をご覧ください。
序章 相変わらずな日々 The_Beginning_of_The_End.
【感想・考察】

序章では、1巻でのインデックス救出後、記憶を失ってしまった上条とインデックスの平和な外出シーンが描かれてきました。
上条の記憶喪失の状態に関してですが、どうやら知識を司る『意味記憶』は無事で、思い出を記憶する『エピソード記憶』が失われているようです。
つまり、完全に記憶が消えたわけではなく、例えるならスマホの使い方はわかるけど、どこで契約したかが覚えていない……といった状況。
アイスクリームのインデックスとの掛け合いは、二人の仲の良さがあらわれていてとても微笑ましかったです!(また噛まれてる)
道中、上条は覚えていないものの、エセ関西弁の友人とも遭遇し、流れでファミレスに行くことに。
そこで出会ったのは、食い倒れた巫女さんだった——といった流れ。
この謎の巫女さんが今回のお話のキーになりそうですね。
第一章 ガラスの要塞 The_Tower_of_BABEL…
【感想・考察】

第一章では、『吸血殺し(ディープブラッド)』『三沢塾』という言葉がキーとなりました。
冒頭から、魔術師ステイルと巨大なビーカーの中で逆さに浮遊する学園都市統括理事長『アレイスター』という人物とが会話するシーンが描かれます。アレイスターが今後物語の中でも暗躍してくるのでしょう。
そこで話されたのが、学園都市内に『吸血殺し(ディープブラッド)』が現れたこと。そして、その人物が『三沢塾』と呼ばれる表向きは進学塾、裏の顔は科学崇拝をする新興宗教のような団体に囚われているということ。
未知数の力を持つこの世に一人しかいない能力者を保有したいと企む三沢塾から『吸血殺し(ディープブラッド)』を救出すべく、ステイルはかつての敵である上条と手を組むことに……といった流れでした。
そして、物語の雰囲気からなんとなく予想はできてましたが、上条たち御一行とファミレスで出会った巫女さんがその吸血殺し(ディープブラッド)でしたね。
三沢塾から逃げ出してきた巫女さんにたった100円を渡さなかったことで、逃げ出すことができずまた捕らえられてしまったことに罪悪感を覚えた上条は、記憶喪失の状態でステイルと協力し、巫女さんこと『姫神秋沙(ひめがみあいさ)』を助けるため動き出します。
またしても学園都市の厄介ごとに巻き込まれてしまった上条なのでした。。。
補足:ステイルはツンデレ(確信)
第二章 魔女狩りは炎と共に By_The_Holy_Rood…
【感想・考察】

第二章では、上条とステイルが三沢塾へと乗り込むシーンが描かれました。
道中、ステイルと離れた上条は姫神と再会することにもなるのですが、そこでステイルから逃げ出してきた錬金術師アウレオルスと対峙することに。
いやぁ……ここのアウレオルスとの戦い、犠牲者がおおすぎて中々見るの辛かったです……。(特に犠牲となっているのが何も知らない塾に通っている子供なのが……)
結構描写も生々しくて、血の気が引く感覚がありながら読み進めることになりました……(実はこういった感じの描写苦手なんです)
本編の方ですが、ここで対峙したアウレオルスはどうやらダミーであり、本体は別のところにいる様子。
異変に気づいたインデックスも動き出し、物語は、また動き出します。
第三章 主は閉じた世界の神のごとく DEUS_EX_MACHINA.
【感想・考察】

ここで、姫神の吸血殺し(ディープブラッド)の能力の詳細が明かされました。
それは、吸血鬼を殺すほどの強さではなく、彼女自身に流れる血液に吸血鬼を殺す力があるということでした。
そして、ここで初めて上条の前に本物のアウレオルスが登場。上条・姫神の前に立ちはだかります。
彼の目的は、かつてのパートナーであったインデックスを救うためでした(詳しくは、ステイルより一つ前のパートナー)。人の技術によって彼女を救うことができないがために、彼は人ならざるもの、吸血鬼に頼ることにした。そのために吸血鬼を呼び寄せる姫神の力を利用しようとしたのでした。
その後、アウレオルスの力で上条と同様に記憶を消されて漂っていたステイルは、上条と再会し彼のアッパーカットで目が覚めます。(やっぱり二人はいい親友ですね!!間違いない!!)
そして、アウレオルス・姫神・インデックスのいる校長室に辿り着く二人。
既に上条によって救われていたインデックスの事実を知ったアウレオルスは、ローマ正教を裏切ってまで彼女を救うため錬金術師になったが、その全てが無駄に終わったことを知り狂うほかなかったのでした。
一人の少女を救うためにここまで堕ちてしまうなんて。。。
姫神ちゃんの過去も辛すぎて、かなりきつかったです。。。
第四章 殺しの七並べ Deadly_Sins.
【感想・考察】

アウレオルスと交戦する上条。
交戦する中でステイルからの助言により、上条は彼の弱点に気づきます。
アウレオルスの弱点は『不安』を抱くことでした。なんでも思い通りに現実を歪める『黄金錬成(アルス・マグナ)』には、敵わないと思ってしまった相手に対しても現実のものにしてしまうという副作用があったのです。
右手を吹き飛ばされた上条でしたが、覚醒し動揺するアウレオルスを幻想の竜頭(アギト)で喰らい、精神を潰して勝利を収める——といった結末でした。
……それにしても、かなり描写としては衝撃的要素強めな感じなものが多かったので、結構読むのきつかったです……(特にステイル)
いやぁ、元に戻ったのはよかったんですけど……それでもきついっす。。。
闇堕ち上条さん怖すぎるんご。。。
体、丈夫すぎでしょ。。。(言ってはいけない)
終章 侵食のディープブラッド Devil_or_God.
【感想・考察】

舞台は移り変わり、1巻でもお馴染みだった病院へ。(また今後もお世話になる予感がします)
なんだかんだで上条はまた生き延びたようです(生命力強すぎ)
結果としては、アウレオルスは自滅する形で上条は勝利を収めました。
そして、今後世界で初めてアルス・マグナを成功させた者として世界中から狙われるであろうアウレオルスを整形する形で、色んな意味で『殺した』ステイルでした。
(やっぱりステイルさんは優しいツンデr……おっと、誰かきたようだ)
姫神ちゃんも救われて、めでたしめでたしといった感じでした!(だいたい上条さんがなんとかしてくれる)
【まとめ】
第2巻は、結構シリアス成分&刺激的要素多めで、なかなか読むのに応える巻でした。。。
(けっこうきつかったです)
それでも、やはり1巻同様面白かったです!
1巻の夢ラノ長編読書録でも触れてましたが、ステイルはやはり上条とはいい仲間でありライバルになってくれそうですね! よかった!!
この調子で3巻も読み進めていきます!!!(読むのが遅すぎるのほんとごめんなさい)
御坂ちゃんの出番は今回ありませんでした()
はぶられた御坂ちゃん() 3巻は出番がありますように。。。
【読了日メモ】
【タイトル】 | 【読了日】 | 【タイトル】 | 【読了日】 |
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完走まで残り、52冊。
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