【ラノベ作品紹介】VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

【書誌情報】

タイトルVTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
レーベルファンタジア文庫(KADOKAWA)
著者七斗七
イラスト塩かずのこ
ISBN9784040741116
発売日2021年5月20日

【あらすじ】

 数々の華やかなVTuberが所属する大手運営会社ライブオン。
 その三期生で『清楚』VTuberの心音淡雪が、不注意から配信を切り忘れた結果――

「やっぱロング缶の鳴る音は最高だぜ!」
「は? どちゃしこなんだが?」
「わたしがママになるんだよ!」

 素の性格(酒カス・女好き・清楚(VTuber))がバレてしまい!?
 そして翌日「めちゃくちゃ切り抜かれてる!? トレンド世界1位!? なにこの同接数!!!!」
 大炎上するかと思ったら、ギャップがウケて大バズ!
 その結果「おっしゃー配信始めるどー!」
 開き直った彼女は、大人気VTuberへ駆け上がっていく!! 

版元ドットコムより引用

【作品解説】

【WEB発・VTuberコメディ】

 

 

 清楚系』VTuberに清楚な奴はいない(確信)

  

 

【おすすめポイント】

超・超・超・本格派VTuberコメディ

 本作は、今流行りのVTuberをテーマにおいたコメディ作品なのですが、そのリアリティというものが忖度ないくらいに凄まじく高い作品だと思いました。

 具体的にどういった点が挙げられるかと言えば……

 

・ゲーム実況などのVの配信のノリが、創作で作られたもののように感じず、実際にそこで配信しているかのようなリアルさがある。

・度々作中のVの配信時にでてくるコメント欄のコメントも、明らかに重度のネットオタクでないと分からないようなワードも隠さず全て使っていて、ガチのV配信感がある。

 

 などです。

 まず、著者の方は間違いなく重度のVオタクであることは間違いないです!!(確信)

 そうでなければ、ここまでリアリティのあるV配信の様子を書けるわけがないです。

 

 最近ライトノベル作品でも度々見かけるようになってきた『VTuber』という存在ですが、その多くが正直なところ、どうしても創作という範囲内に収まってしまうようなどこか現実味のないキャラクター・設定ばかりでした。

 ですが本作のキャラクターは、重ねて言いますが本当にリアリティがすごいです。

 さらには作中のメインの話として、VTuberを取り上げているというのも新しいと思いました。ラブコメ作品の中にV要素を盛り込むなど、設定として見かけることは多々ありましたが、がっつり現実のVで話を作った作品を読むのは初めてでした。

 

 まずはVTuberを普段から日常的に見ている人は、全員本作を買うことをオススメします。

 既視感あるネットに蔓延ったオタクワードが満載で、必ず爆笑します。

 私は、お腹が捩れるくらい、涙が出るくらいに、最近読んだライトノベル作品で一番笑わせてもらいました。

 ほんと、この作品に出会えてよかった。。。そう思いました。

 

【好みが分かれるポイント】

センシティブ全無視VTuberおるな?

 これは面白い点でもあったのですが、作中に出てくるVTuberのなかで、センシティブ要素全無視しているようなギリギリセ……アウトな発言多発しているVがいます(誰だ!?)

 配信者が最も恐るべきアカBANを恐れないその豪胆な精神、まさに恐るべし……。

 このラノベを買う人は、大体がVオタクの方々(私含め)だと思うのでおそらく大丈夫だと思いますが、反対にこのハイテンションで自由なノリに普段慣れていない人が読むとすれば、好みは分かれてくるかなぁ……とも思いました。

 いいか。そういう人は、V沼に沈めるんだ。

 いいな? 同士よ。

【まとめ】

 作品内容評価

ストーリー★★★★★
キャラクター★★★★★
独創性★★★★★
読みやすさ★★★★★

 総合評価

ラノベ初心者おすすめ度★★★★★
総合評価★★★★★

 100点満点。

 

 あらかじめ予言しておきますが、この作品は絶対に今年の覇権を取るくらいに爆売れします。

 もし重版3回以上しなかったら、桜の木の下に埋めて貰っても構わないよ。

 

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