【ラノベ感想・レビュー】幼なじみが絶対に負けないラブコメ

著者イラストISBN
二丸修一しぐれうい9784049125245

【著者・イラストレーター紹介】

二丸修一 先生

刊行ライトノベル作品

・ギフテッド【電撃文庫】

・女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました【電撃文庫】

・幼なじみが絶対に負けないラブコメ【電撃文庫】

しぐれうい 先生

イラスト担当ライトノベル作品

・彼女のL〜嘘つきたちの攻防戦〜【ファミ通文庫】

・101メートル離れた恋【講談社ラノベ文庫】

・天才少女Aと告白するノベルゲーム【ファミ通文庫】

など

【あらすじ】

 幼なじみの志田黒羽は俺のことが好きらしい。家は隣で見た目はロリ可愛。陽キャでクラスの人気者、かつ中身は世話焼きお姉系と文句なしの最強である。
 ……でも俺には、初恋の美少女で学園のアイドル、芥見賞受賞の現役女子高生作家、可知白草がいる! 普通に考えたら俺には無理めな白草だけど、下校途中、俺にだけ笑顔で会話してくれるんだぜ! これもう完全に脈アリでしょ! 
 ところが白草に彼氏ができたと聞き、俺の人生は急転直下。死にたい。というかなんで俺じゃないんだ!? 俺の初恋だったのに……。失意に沈む俺に黒羽が囁く――そんなに辛いなら、復讐しよう? 最高の復讐をしてあげようよ――と。

版元ドットコム様より引用

【感想・レビュー】

個人的おすすめ度

 ★★★★★(5/5)

レビュー

 とても面白いラブコメ作品です!

 個人的にライトノベルのジャンルの中でも特に『ラブコメ』が好きで、1年ほど前に1巻は読了していたのですが、4月から始まるTVアニメ放送に合わせて内容復習のために読み返しいたしました。

 一見タイトルで展開バレしているのでは……? と思いがちな本作ですが、実際は幼なじみの可愛さ極振り!などというどちらかに大きく肩入れしたヒロイン補正要素は一切なく、初恋人と幼なじみのヒロインレースがお話の主軸となっています。

 そんな本作1巻は、主人公の初恋の人に恋人ができ、振られたことから始まる、幼なじみとの復讐がテーマとなっています。

 学園のアイドル的存在であり、現役女子高生作家である可知白草

 主人公の幼なじみであり、ロリ可愛でクラスの人気者である志田黒羽

 主人公の丸末晴は、どうやら白草から好意をもたれているようで、これは脈アリいける——とおもいきや、ある日、白草に彼氏がいることが発覚。

 消沈する末晴に、幼なじみが甘く優しく寄り添い、こう言います。

復讐しようと。 

 互いに協力関係となり、末晴をふったことを後悔させるべく、二人は協力関係を結び、白草への復讐を誓う——といった流れです。

 

(ここまであらすじの内容の解説でした)

 

 さて、本作の面白い点ですが、大きく二つあげられると思います。

1.ヒロイン二人による恋の駆け引き・心理戦

 この作品を読んだことがある人が面白い点をあげるとしたら、まずこちらを挙げる人が多いことでしょう。

 本作のヒロイン二人は、互いに出し抜こうとする裏での考えや思惑が常に渦巻いており、いわゆる心理戦要素が大きく含まれた作品となっています。

 これは、昨今のラブコメ作品ではあまり見ない作風であり、純粋なラブコメとしてのヒロインの可愛さだけでなく、まるで心理バトル作品のような私たち読者を翻弄してくれるようなアツい駆け引きを繰り広げています。

 それも、互いに丸末晴という好きな人を振り向かせるため

 その目的のためには、どんな手段も厭わない。そう感じさせるほどの、恋愛頭脳戦がこの作品を面白いと言わしめている特徴の一つでしょう。

 ただ可愛いだけじゃ終わらない、そんなラブコメ作品が本作です。

2.『芸能界』というライトノベルでは珍しい要素

 人気漫画作品でも最近よく目にする要素である『芸能界』が絡んでくるのがもうひとつ挙げられる本作の特徴の一つでしょう。

(最近ですと漫画なら『推しの子』や、ライトノベル作品だと『ホラー女優が天才子役に転生しました』、『声優ラジオのウラオモテ』など……)

 

 さて、主人公の丸末晴には、ただの男子高校生ではなく、元天才子役という設定があります。

 この設定が、物語を大きく動かすキーとして常に動いています。

 詳しくはネタバレになるため言及は避けさせていただきますが、この要素が1巻でも、2巻以降でも本作を面白くしている要因の1つに挙げられます。

 芸能界という普通の高校生にはあまり馴染みのない要素を取り入れることにより、更なるヒロインレースの加熱や、新鮮さを増大させているのです。

 元天才子役であるからこその葛藤、どうして現在末晴は普通の高校生として生活しているのかなど、ヒロインたちの恋愛戦だけでなく、ラブコメだとただのハーレム主人公になりがちな弱めなキャラ性を持つ場合の多い主人公の魅力をさらに増大させています。

登場人物それぞれに魅力があり、信念があり、思惑がある

 これが、本作がここまで注目され、人気となった理由でしょう。

 

【まとめ】

 今、ラブコメ好きの方ならまずオススメしたい作品といえば、私はまずこちらの作品を一番にあげます。

 それくらい恋の駆け引き模様が面白く、さらに主人公たちが青春してるなぁと感じさせる要素も後に出てくるため、飽きさせない展開の数々にページを捲る手が止まらないことでしょう。

 4月から始まるTVアニメ放送も、非常に楽しみにしております!

 果たして、最終的に末晴はタイトル通り幼なじみと結ばれることとなるのか。はたまた、初恋の人と結ばれるのか、それとも第三のヒロインが——。

 今後の展開から目が離せない本作、2021年4月には最新第7巻の発売が控えている本作、ぜひアニメ放送が始まる前にチエックしてみてください!

 コミカライズも現在2巻まで発売されていますので、そちらも要チェックです!

 

 それでは、また次回の感想・レビューにて!

 

ライトノベル

コミカライズ

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